なにを隠そうわたしはゲームがダイスキである。
小学校に入学をしたてのころに担任の先生が教室に持ち込んだマイコン(当時はこう呼んでいた)で遊んだ「スネーク」という、単純なゲーム。それがわたしのゲーム脳デビューだった。
そんなゲーム脳で紫色になったわたしの脳みそを、真っ向から否定する本がテレビなどでも取り上げられるほどの話題になっていたので、どんなものだろうと早速読んでみた。
この世界に冠たる日本大学が誇る天才学者は偉い先生に違いない。何せまったく自覚症状がなかったわたしがこんなにもゲーム脳になってしまっていることを気づかせてくれた。
わたしはまさにゲームと共に育っている。
不良の巣窟「渋谷」でボンタン兄ちゃんたちにびびりながら、インベーダーになけなしの50円を突っ込み、小学生でドラクエで徹夜をし、電子の浴びすぎでゲロを吐きそうになるぐらいにゼビウスに萌えたものである。
だがそれも二十五年も前のことであり、偉大な医学博士であるところの森氏の著名な業績も知らずして、まさにチェルノブイリの冷却水に海パン一丁で飛び込んでゆくようなものである。そのころに言って欲しかった。
いまでも、普段は口うるさくない妻が文句を言うぐらいにゲームをするときがあり、「時間がもったいない」と自覚をしつつも、つい5時間もゲームをしていると、さすがに自分は狂っているのだなと自覚をするようになる。だから今ゲームで遊ぶ子供たちがわたしのような狂った人間となってゆくのは想像に難くないだろう。
その影響は明らかで、やはり重大な影響を受けていたのだろう、わたしの人格形成にも大きく作用した。だからつい森バーカとか思ってしまうわけです。
森氏は栄光ある日本大学医学博士でありバーカである可能性は乏しいのに、ついつい森バーカと考えてしまうのです。
思えば、わたしの母も口うるさく「ゲームは適当にしなさい。もっと本を読みなさい。食事が冷めるまえに食べなさい。」といっていたのは至極納得の行くことであり、森氏の言うとおりゲームの影響が子供に及ぶまえに社会が制限、管理することで健全な子どもが育成できるというのは理解できる。それに対して「うるせーバカ」ということがすでにゲーム脳になっている証拠だろう。
誰ですか森バーカとかいっているのは。
参考までに斎藤環氏に聞く ゲーム脳の恐怖



この記事に対するコメント